【Report】日本最大級のサツマイモの祭典
「さつまいも博2022」

　2022年2月23日（水・祝）～27日（日）の5日間、さいたまスーパーアリーナけやきひろば（埼玉県さいたま市）にて、日本最大級のサツマイモの祭典「さつまいも博2022」が開催されました。
　昨年2021年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となり、1年ぶりの開催となった今回。2月の寒さにもビル風にも負ケズ、熱気にあふれていた会場の様子をレポートします。

並んでも食べたい、絶品の焼き芋＆芋スイーツ

「さつまいも博」のメイン会場は、けやきひろば2階の屋外スペース。ここに全国から19店の焼き芋屋さんが集結し、各店自慢の焼き芋や芋スイーツが並びます。（コロナ感染対策として、販売エリアは最大2時間の入れ替え制）
11時の開場とともに中に入ると、焼き芋屋さんの呼び込みの声と、焼き芋のいい香りに出迎えられ、あっという間にお祭り気分に。ウロウロと目移りしているうちに、店にはどんどん人が並び始め、午後にはあちこちに長い行列が。中には、焼いた分が売り切れてしまって「焼き待ち」の状態のお店もあり、夕方ともなれば「完売」の文字も目立つようになりました。

さて、めでたくお目当ての品を買えたら、会場内のイートインスペースに移動していただきましょう。（以下、一部はお持ち帰りしました）

まずはやきいもコロさんの焼き芋コロッケバーガー（キノコクリーム）。焼き芋を使った甘いコロッケと、まろやかなキノコクリームの相性がとてもいいです。

続いてoimo lab.さんのすずほっくり（写真奥）とプレミアムシルクスイート(同手前）の焼き芋。ホクホク系のすずほっくりと、しっとり系のプレミアムシルクスイートは、味はもちろん、見た目もかなり違います。こんな食べ比べもイベントの醍醐味です。

阿佐美やさんで目を引いたのは「人力発電焼き芋くじ」。自転車のペダルのような発電機を漕ぐと、そのエネルギーで福引のガラガラが回り、くじが引けるというユニークな企画です。ハズレなしで、一番下の5等でも焼き芋が当たります。

スタッフの方に実演していただきました

こちらでいただいたのはプレミアム金時。しっとりポクポク、焼き芋の原点を思わせる素朴な味でした。

Rest逢夢さんの安納芋は、特有の強い甘みはありながらも、後味すっきり。3種類の芋の餡じゃむは、その名の通り、あんこのようなホックリとした食感が楽しめるジャムでした。

協賛社ブースとして出店していた茨城県境町の干し芋専門店ほしいもの百貨さんでは、他ではあまり見かけない「べにまさり」の干し芋を発見。歯ごたえしっかり、でもネッチリと柔らかくて甘みもあり、べにまさりの凝縮されたおいしさを堪能しました。こちらではサツマイモのチャーム付き（！）のボールペンも購入しました。書くと手元で芋がシャラシャラ揺れる逸品です。