【Report】夏のさつまいも博2023
2023年8月17日(木)~20日(日)の4日間、新宿住友ビル三角広場で「夏のさつまいも博2023」が開催され、約3万人が来場しました。
2回目の夏開催となる今回のテーマは「さつまいもの可能性」。かつては秋冬の定番だったのが、今や季節を問わず、さまざまなバリエーションで楽しめるようになったサツマイモは、まさに可能性に満ちた食材といえます。前回、冬の「さつまいも博2023」のレポートでも書きましたが、最近はサツマイモを甘いおやつとしてだけでなく、食事と合わせて楽しめるようなメニューが充実してきたように感じます。
そんな可能性の広がりを感じた、いくつかのメニューをご紹介します。
OLIVE POTATO TOKYO「焼き芋と7層のフォレストカレー」
焼き芋×オリーブオイルをコンセプトとするOLIVE POTATO TOKYOさんと、西新宿のカレー専門店「シモカワスパイス」のコラボ商品。生野菜、焼き芋カレー、バターチキンカレー、ライスなどが層になり、見た目もきれい。スパイスさわやか、カレーまろやかで、食べ進めるごとに味の変化が楽しめます。
日比焼き芋-HIBIYAKIIMO TOKYO-「焼きムち~ず」
冬の「さつまいも博2023」で人気投票第1位に輝いた「バター焼き芋カレー」に続く新作は、焼き芋にキムチとクリームチーズをのせた「焼きムち~ず」。意外な組み合わせに見えますが、韓国では焼き芋とキムチを一緒に食べると聞いたことがあるので、これから日本でもブレイクするかも?クリームチーズのまろやかさが、いい感じに辛さを中和してくれます。
芋屋 蜜の月「薫るトリュフの干し芋バター」
べにはるかの干し芋にバターを絡め、さらにトリュフバターとハワイアンピンクソルトをトッピングした贅沢な一品。干し芋の甘みと、トロリとしたバターの塩味が混然一体となり、さらにトリュフがふわっと香る、これまでにない干し芋体験でした。
ほしいもの百貨「夏のHOSHIIMO冷製ポタージュ(夏限定トマトバージョン)」
茨城県境町の干し芋専門カフェ「hoshiimono100Cafe」で提供しているHOSHIIMOポタージュの特別バージョン。干し芋の甘味、ポタージュの塩味とコク、トマトの酸味がベストバランスで、夏の疲れも吹き飛ぶおいしさでした。
&potato「蜜芋黒福/白福」
餅の中に、あんこに包まれた熟成蜜芋。芋あんではなく、芋そのままなのがポイント。ずっしりした芋とあんこに、プルンと軽い餅がよく合います。(写真下は白福)
おいも日和「蜜芋のふたいろモンブラン」
長野県から初出店。紅芋とシルクスイートを使った2色のモンブランの下には、芋けんぴやミルキーなジェラートがぎっしり。見て楽しく、食べておいしい、お祭り感あふれる一品でした。
おいもとレモネード「ほぼいも(いもれもバター付)」
金沢から初出店。生地の72%にさつまいもを使用した、グルテンフリーのドーナツに、さつまいも・レモン・バターを合わせたさわやかな「いもれもバター」がよく合います。揚げたてはサックリと歯切れよく、さめてもモッチリと、どちらもおいしくいただけます。
本部ブース
毎度おなじみクリアファイルのほか、ステッカー、トートバッグなど「さつまいも博」オリジナルグッズを販売。そのほか、さつまいもアクリルスタンドのガチャもありました。
IMO PROJECT
毎回「さつまいも博」にアカデミックな風を運んできてくれる、芋好き学生サークルIMO PROJECTもブースを出展。今回の新企画「さつまいもクロスワード」(全3種)は、答えが全てさつまいも関連のワードで、しかも全て自分たちで作ったというのですから、これは挑戦しない手はありません。
実際やってみると、これ誰が解けます?という難易度の高さ。会場のあちこちで、スマホを駆使して解答に挑む人々の姿が見られました。
なんとかマス目を埋めてブースに持っていくと、みごと全問正解!オリジナルクリアファイルがもらえました。何がすごいって、正解と照らし合わせることもなく、見ただけで「全部合ってます!」と判定したIMO PROJECTメンバーさんの記憶力。次の企画にも期待しています。
このマス目が全て、芋ワードで埋まりました
人気投票結果発表!
今年も前回同様、来場者による人気投票が行われ、エントリーした190のメニューの中から、以下が各部門の第一位に選ばれました。
・私が好きな「夏いもスイーツ」部門
第1位:蜜芋のふたいろモンブラン【おいも日和】
・これからバズりそう「ネクストブレイク」部門
第1位:さつまいもドーナツ「ほぼいも(いもれもバター付)」【おいもとレモネード】
・写真を撮るならこれだ「映え」部門
第1位:蜜芋のふたいろモンブラン【おいも日和】
・これぞ上品な甘み「干し芋」部門
第1位:干し芋【薩摩芋・干し芋 生産者直売店 照沼】
・幸せのおすそわけ「お土産」部門
第1位:バター焼き芋カレー【日比焼き芋-HIBIYAKIIMO TOKYO-】
※各部門、第5位までの結果はこちら
以上「夏のさつまいも博2023」のレポートでした。イベント終了後には、さつまいも博を365日楽しめる公式オンラインショップ「さつまいも博365」もオープンしましたので、芋熱冷めやらぬ貴方は、ぜひのぞいてみてください。
最後にフォトギャラリーで暑い夏を振り返りつつ、早くも2024年2月の開催が発表された、次回の「さつまいも博」を楽しみに待ちましょう。
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